外交部の秦剛報道官は8日、北京での定例記者会見で、「中国は広い海域を有しているため、領海の主権と権益を守ることは中国軍の神聖な職責だ」と語った。 秦剛報道官はその中で、「中国は平和的な発展の道を歩み、防御的な国防政策を実行している。中国が海軍を含む国防力を強める目的は、国家の安全と利益を守ることにある。ほかの国との軍事競争を行っていないし、軍拡もしていない。中国はほかの国への脅威にはならない」と強調した。 秦剛報道官はまた、「中国は国際社会と共に、長期的な平和と繁栄を実現した調和の取れた世界の構築を推し進めていく」と重ねて表明した。 「中国国際放送局 日本語部」より2007/03/09 |