自民党の中川秀直幹事長は中国人民大学で17日、中国人学者らと座談会を開き、東アジアの伝統的な道徳教育と「論語」に対する理解について意見を交換した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 同大学国学院の孫家洲教授、黄克剣教授などは、中川幹事長の質問に答え、国学院の「論語」教育、儒学の精神、および彼らの儒学に対する理解などについて紹介した。 中川幹事長は「儒学は内在的で、自然な精神だ。東アジア諸国の発展はすべて儒学の道徳思想の影響を受けている。各国の経済体制は違うが、道徳と価値観は各国ともに必要なものだ。日中両国が今後、論語教育?道徳教育の分野でさらに頻繁に交流が行えるよう願う」とし、中川幹事長もこのために積極的な役割を果たすことを表明した。 中川幹事長と公明党の北側一雄幹事長が率いる日本与党代表団は15日に北京に到着し、5日間にわたる訪問活動を行っている。 「人民網日本語版」2007年3月18日 |