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商務部部長 貿易パートナーの友好なくして利益ない

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
商務部の薄熙来部長はこのほどインタビューを受けた際、中国の言葉「和気生財(互いに‥

商務部の薄熙来部長はこのほどインタビューを受けた際、中国の言葉「和気生財(互いに仲良くし、財を成すこと)」にかけて、「貿易パートナー間に『和気(仲が良いこと)』がなければ『生財(財を成すこと)』はできない」と再度表明した。中国新聞社のウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。

2007年2月、中国の貿易黒字は238億ドルに達し、再び新記録を更新した。これは2004年5月以来、34カ月連続での貿易黒字となり、中国と貿易パートナー間の緊張が増した。米国では今年の1~2月、中米間の経済貿易関係をめぐる議案がすでに13項目提出されている。2006年、同様の議案は1年間でわずか12項目だった。

薄部長は、「米国、欧州、日本は近年、中国に対して反ダンピング措置をとり、貿易摩擦が生じた。2006年の全世界の反ダンピング措置のうち、中国に対するものは37%を占めた。しかし、全体的に見て、ここ十数年の中国と米国、欧州、日本間の貿易は成功を収めており、健全に発展している」と指摘した。

2005年、全世界の繊維製品貿易が一体化し、中国と欧州、米国との間に相次いで関連協議が取り交わされ、各国の企業にとって安定的で、予見可能な環境が作られた。薄部長は、「このように理性的に、話し合いを通して問題を解決する態度が、調和の取れた貿易発展のための正しい選択だと考える」とし、「中国、米国、欧州、日本は現在、世界の主要経済体であり、互いに重要な貿易パートナーだ。これらの国々は世界貿易の健全な発展に重要な責任をもっており、理性的かつ公平な方法で相互の貿易問題を処理すべきだ。このようにすることが、『与人方便,自己方便(情けはひとのためならず)』であり、また『和気生財』となる」と述べた。

「和気生財」のために中国はさまざまな努力を行ってきた。2006年には、一部の商品の輸出戻し税率を見直し、同時に加工貿易禁止類商品を追加した。薄部長は今年年初、今年の全国商務事業の最も重要な業務は黒字の減少だと表明したほか、温家宝総理は3月5日、全人代?全国政協会議の「政府活動報告」の中で、対外貿易における黒字超過の問題を緩和しなければならないと表明した。このほか現在、「奨入限出(輸入の奨励?輸出の制限)」措置の制定が行われている。

しかし「和気」とは軟弱な態度を表すわけではない。米国国内には、中国からの輸入品全てに対して27.5%の関税を設け、中国に対する永久最恵国待遇を変更するべきと提案する議員もいる。

これについて薄部長は、「このような政策がもし本当に実現すれば『貿易覇権主義』となり、WTOの規則に反する」とし、「中国は中国製品に対するいかなる差別的措置にも断固として反対し、中国企業の根本的利益の保護を堅持していく」と述べた。

「人民網日本語版」2007年3月18日

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