第8回「中国発展トップフォーラム」が18日、北京で開催された。曾培炎?国務院副総理は開幕式に出席、以下の通り挨拶を述べた。 中国は国内需要に立脚して経済発展を推進することを堅持し、サービス業の発展を加速させ、消費需要を拡大することに重点を置いている。国内資源の合理的な開発?利用を進め、再生エネルギーや代替エネルギーの発展を強力に推し進め、国内での資源問題の解決を図る。輸出入貿易の発展を最適化し、国際収支バランスの保持を促進していく。 中国は資源節約型、環境にやさしい社会の建設を加速させるという重大任務を打ち出しており、2010年までの省エネルギー?廃棄物削減の具体的目標を確定した。中国は重点分野にフォーカスし、エネルギー資源の節約と総合利用を大々的に推し進め、クリーン生産を全面的に普及させ、循環経済の発展を加速させ、省エネルギー?環境保護重点プロジェクトの建設を引き続き強化し、重点流域?区域の汚染処理を強化する。立ち後れた生産能力に対しては、法律による淘汰を実施する。2010年までに、5000万キロワット級小型火力発電ユニットを閉鎖?操業停止し、立ち後れた1億トンの製鉄能力、5500万トンの製鋼能力を淘汰する。 持続可能な発展の追及は、いまや世界の潮流となっている。国際社会は引き続き共に努力し、公正かつ合理的な新しい国際経済秩序を確立させ、発展途上国に対する支持を増し、グローバルからローカルにいたる資源環境問題に協力して対応し、各国の共同発展を推進させ、世界中の持続可能な発展を促進させるべきだ。 国務院発展研究センターの主催による同フォーラムは、2000年から毎年1回開催されている。今年のテーマは、「新発展モデルに踏み出す中国」。 「人民網日本語版」2007年3月20日 |