「中国新聞社」によると、中国科学院計算技術研究所の李国傑所長(中国工程院院士?アカデミー会員)は、中国科学院大学院主催の「中国科学と人文フォーラム」に招かれ講演を行った際に、多くの核心技術において中国は、実際には少なくとも海外に比べ2世代以上遅れていると指摘した。李所長は次のように述べた。 中国の科学研究分野は絶え間なく新たな成果を獲得していることは良いことではあるが、海外で中国脅威論が叫ばれる中で、中国科学技術界には楽観的な雰囲気が起きており、冷静さに欠けている。実際には多くの核心技術において、中国は少なくとも海外に比べ2世代以上遅れている。それにはチップやコンピュータなども含まれる。チップの1世代は2年で、2世代は4年にあたる。中国の科学技術界は、この差を縮めるように努力し続けなければならない。2010年までにこの差を1世代以内に縮めたい。 「人民網日本語版」2007年4月20日 |