このほど行われた2007年中国国際オーディオ電子博覧会フォーラムで明らかになったところでは、近年、中国人のネット閲読率が急増し、年間平均増加率は107%に達する。 中国出版科学研究所が行った国民の閲読率に対する調査では、近年、中国の読者の伝統的な図書の閲読率が減少傾向にある一方、電子ブックとネット出版物の閲読率が大幅に上昇したことが明らかになった。 調査データによると、1999年の国民の書籍閲読率は60.4%、2003年は51.7%、2005年は48.7%で、2005年は1999年より11.7%も低下した。 書籍閲読率が下がり続けることとは逆に、近年、中国人のネット閲読率は急増し、1999年の3.7%から2003年の18.3%に、さらに、2005年の27.8%に増加した。これに対して、専門家は、デジタル技術とインターネットの発展は中国人の閲読の習慣を変えることになった、と見ている。 「チャイナネット」2007年4月20日 |