科学技術研究の国際間協力の持続的発展を受け、中国科学院は「中国科学院国際協力賞」を設立、同院での国際科学技術協力において優れた業績を収めた海外科学者や科学技術管理専門家を表彰する。 中国科学院はここ数年、国際協力で顕著な成果をあげており、科学技術部の重点国際協力計画プロジェクトを60件以上獲得している。プロジェクト経費は2億5千万元、科学技術部国際協力プロジェクト経費全体の39%を占めている。各分野の対外共同研究機関82カ所を設立し、ドイツ、米国、フランス、英国など科学技術先進国約20カ国と連絡している。 中国科学院の陳竺?副院長は「中国科学院2007年度活動会議」で、同院は今年、各科学技術革新基地で国際協力戦略研究事業をスタートさせ、国際協力奨励制度を確立させ、海外の優秀な科学者が、高レベルの科学技術協力を中国で展開するよう奨励する方針であることを明らかにした。同院はさらに、国際協力におけるマクロコントロールを強化する目的で、「中国科学院?中外連合研究機構管理弁法」を制定?発表するとともに、外国人科学者の長期にわたる在中活動に関する管理法を発表、国際科学技術協力における知的財産権保護の細則も制定する予定。 「人民網日本語版」2007年3月20日 |