中国国務院の高官はこのほど、「中国は透明性の高い政府を建設することに努力している」と述べました。 国務院法制弁公室の曹康泰主任は記者のインタビューを受けた際、「これまでに、中央政府をはじめ、全国で80%の県クラス以上の政府と政府部門がポータルサイトを開設している」と述べました。 曹康泰主任はまた、「2006年、全国の3分1の省や自治区、直轄市は情報公開について法律を制定した。国務院の各部門や、全国の省、自治区、直轄市は記者会見や報道官制度をほぼ確立した」と語りました。 そしてさらに曹康泰主任は、「中国は行政問責制度を推進しつつある。問責の方法は『上部機関からの問責』から『制度的な問責』に転換し、問責の対象も違法行為を行った公務員だけではなく、やるべき仕事をしなかった不作為の公務員にも拡大することにしている」と述べました。 「中国国際放送局 日本語部」より 2007年3月22日 |