温家宝総理が招集する国務院常務会議は21日、「07年国務院活動要点」と「衛生事業発展『第11次五カ年計画』綱要」を審議し、これを大筋で認可した。 会議は、第10期全国人民代表大会(全人代)第5回会議で可決された「政府活動報告」について、「今年の政府活動の基本構想、目標任務、政策措置を明確化した」と評価。「07年国務院活動要点」は同報告に示された任務を国務院の各構成部門、直属機構、事務機構に振り分けており、「各部門は真剣に職責を履行し、業務に一層努力し、各任務を適切に完成させなければならない」と強調した。 さらに、第11次五カ年計画の期間中に▽規範化された公共衛生サービス体制▽新しい「農村合作医療制度」▽県?郷?村の3級医療衛生サービス制度▽整った都市コミュニティー衛生サービス体制▽規範化された国家基本薬品制度および公立病院管理制度――を含む、都市と農村の住民をカバーする基本的な衛生?保険制度の枠組みを、全国である程度確立し、誰もが公共衛生?基本医療サービスを受けられるよう促し、人民大衆の健康水準をさらに引き上げる必要があると指摘した。 「人民網日本語版」2007年3月22日 |