日本の京都で23日、中国、日本、韓国、インドなどアジア14カ国?28都市の市長や代表が交通問題や都市環境問題を話し合う2日間の国際会議が開幕した。新華社が伝えた。 日本の北川知克?環境大臣政務官は開会演説で「アジア経済の急成長は都市化や自動車の普及を推進すると同時に、さらに大きな負担を環境にもたらしてもいる。約20年でアジアの自動車保有台数は2.7倍に増加。大気汚染による経済損失はアジア各国の国内総生産(GDP)の10%にまで達している。環境にプラスとなる交通をいかにして構築するかが、アジア各都市の共通課題だ」と述べた。 中国からは今回、北京市、天津市、蘇州市の代表が参加。アジア28都市の代表は24日、交通と都市環境保護の問題に関する宣言を採択する予定だ。 アジア各国は経済成長の過程で日増しに深刻化する汚染問題を解決するため、04年から06年にかけて、フィリピン、ベトナム、日本、インドネシアなどで、交通と環境保護に関するシンポジウムを相次いで開催している。 「人民網日本語版」2007年4月24日 |