今年に入ってから、中国政府は農村出稼ぎ者の賃金支払いや労災保険など、各種の権益確保に取り組んでいます。 中国労働社会保障部の尹成基報道官は25日北京での記者会見で、「今年の第一四半期、労働保障部門は農村出稼ぎ者の賃金支払い状況について監督や検査を行った。27の省に対する統計によると、今回の調査は150万人の農村出稼ぎ者に、延べ17万3500億元の滞納賃金支払いを求めた」と語りました。 また、尹報道官によりますと、3月末までに、2680万人の農村出稼ぎ者が労災保険に加わり、去年末より143万人増えたということです。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年4月26日 |