農業部農業機械化管理司の劉恒新副司長によると、現在全国では耕作、播種、収穫の農作業で機械化が実現した面積は23.4億ムー(15ムーは1ヘクタール)にのぼり、総合機械化レベルは38%となり、農業の総合生産能力が著しく増強された。 麦、水稲、トウモロコシの三大食糧作物では、播種と収穫の機械化レベルが80%に達し、農業生産の全プロセスの機械化がおおむね実現し、水稲の栽培と収穫の機械化率はそれぞれ10%と40%に達し、トウモロコシの播種と収穫の機械化率はそれぞれ58%と5%に達した。 昨年のわが国における農機戸(農業機械による農作業で工賃をとる職業者)は3360万戸で、農村部の農業機械の操作ができる人は4100万人にのぼっている。農業機械の販売、操作、修理に関する営業額は2829億元に達し、農業機械作業はすでに農民の増収の重要なルートとなっている。劉恒新副司長はまた、農業の機械化作業のニーズは伸びる一方で、農業の機械化ブームは今後かなり長い期間で続くことになろう、と語った。 「チャイナネット」2007-5-8 |