2007年5月8日から、北京五輪の競技施設の整備は「100日間の決戦」の段階に入った。北京市「2008プロジェクト」の指揮本部筋によると、2007年の五輪競技施設の整備には主に二つの重要な課題がある。一、「ラッキーな北京」というシリーズの競技の開催を確保すること。二、国家スタジアム(愛称は「鳥の巣」)を除き、すべての五輪競技施設が完工すること。関係筋によると、五輪競技施設であるオリンピックパーク、都市開発道路、トレーニング施設、大学エリアなど4ヵ所の工事前線の指揮部、国家スタジアム、国家コンベンションセンター、デジタル北京ビル、工人体育館など4つのプロジェクトの工事指揮部が設置されており、入札、資金調達、機能確保などプロジェクトの質を左右するネックを取り除いた。また、五輪プロジェクトの現地における出稼ぎ労働者の生活に配慮することも重視されている。出稼ぎ労働者向けの夜間学校、工事現場のクリニック、実名制の「セキュリティカード」の配布などの措置を通じて、出稼ぎ労働者への配慮を増やし、トレーニングのレベルアップに力を入れ、工事の効率を引き上げ、安全を保障している。 「チャイナネット」 2007年5月10日 |