2008年の北京五輪大会中およびその準備期間におけるメディア向け「ワンストップサービス」が1日午前、北京五輪プレスセンターでスタートした。6月30日に臨時免許証の取得を申請していた「ニューヨークオブザーバー」誌の記者は、1日には一人目の同サービス利用者として免許証を手にすることができた。メディアへのサービス業務の徹底は北京五輪の重要業務の1つとされている。メディアへのワンストップサービスは五輪史上初の新しい試みとなる。
今回のワンストップサービスは、行政審査と具体的なサービスを担う中央および北京市政府の関係主管部門と機関が設立した統一的な業務システム。各関係部門と機関は専属職員を派遣してオフィスを開設、メディアの各行政への審査申請を受け付ける。共通のシステムを経ることで、申請の受理、審査、認可、回答、調節、サービス提供などを一つにまとめたワンストップサービスを実現する。 外交部、公安部、財政部、国家体育総局、北京五輪組織委員会など29部門が同サービスの関係業務に携わる。 |