2025年ハルビンアジア冬季競技大会、華やかに開幕!
2025年ハルビンアジア冬季競技大会、華やかに開幕! 2025年2月7日、中国・ハルビンで第9回アジア冬季競技大会が盛大に開幕しました。
本大会は、2022年の北京冬季オリンピックに続き、中国が開催する国際的なウィンタースポーツの祭典です。アジア各国・地域のトップアスリートたちが集結し、熱戦を繰り広げることになります。
開幕式は、ハルビン国際会議センターで行われ、テーマは「冰雪同梦,亚洲同心(氷雪の夢、アジアはひとつ)」。セレモニーは「上・中・下」の3部構成となっており、小さな少女が「夢を追う」物語を通じて、ハルビンから中国、そしてアジア全体へと広がる文化のつながりを描きました。
また、最新のAR技術を駆使した雪の結晶のプロジェクションマッピングや、会場全体を包み込む120万枚の小さな雪の結晶が、幻想的な冬の世界を演出。華麗な光と雪の競演に、会場は感動に包まれました。
今回の聖火点火セレモニーは、主会場のハルビン国際会議センターと分会場のハルビン氷雪大世界をつなぐ特別な演出が採用されました。リアルタイムで映像と光がシンクロし、氷雪スポーツがアジアをつなぐ象徴的な瞬間を創り出しました。
今大会には、アジア34の国と地域から1,270人以上の選手が参加。スキージャンプ、ノルディック複合、アイスホッケー、フィギュアスケートなど6つの競技でメダルを競います。
特に、中国台北チームは過去最多の67名の選手を派遣。女子アイスホッケーのキャプテン、林洋萁と、男子ショートトラックの林峻颉が旗手を務め、元気いっぱいの姿で観客を沸かせました。
大会は、スポーツの祭典であると同時に、中国の冬の美しさや氷雪文化を世界にアピールする絶好の機会でもあります。ハルビンの街は氷彫刻や冬の伝統行事で彩られ、訪れた観光客や選手たちを魅了しました。 開幕を祝う花火がハルビンの夜空を華やかに彩り、アジアのスポーツの未来への希望と情熱を象徴しました。これから繰り広げられる熱戦に、ますます期待が高まります!