深センと成都を結ぶ「パンダ観光列車」が初運行

2025年1月17日、深センと成都を結ぶ「パンダ観光列車」が深セン北駅を出発し、初運行を迎えました。この列車は夕方に出発し、翌朝に到着する夜行列車で、運行時間は約11時間。深センと成都の間を結ぶ新たな交通手段として、両都市の交流を促進する重要な役割を担っています。

車内はパンダをテーマにデザインされ、天府（成都）の特色や春節の雰囲気が随所に感じられます。ヘッドレストや座席の背面ポケットには、成都の名所や観光情報が紹介されたパンフレットが置かれ、食堂車には成都世界運動会の公式グッズや特色ある文创製品が展示されています。 

成都はパンダや雪山が見える公園都市、賑やかな春熙路、辛い四川料理など、多くの魅力的な名所を誇り、国内外の観光客を引きつけています。今年の春節期間中には、「活力成都年」というテーマで、パンダの体験や雪遊び、花灯り鑑賞など、1000以上の多彩なイベントが開催されます。また、夜景スポットやスポーツ施設の無料開放、有名店の「年夜飯」の特別メニューなども用意され、市民や観光客を楽しませます。 成都は自然豊かな風景と新しい都市風景を融合させた中国式モダンシティの代表的な都市です。この春節、成都を訪れ、楽しい年越しを過ごしてみてはいかがでしょうか。