宮本雄二?在中国大使は16日午後、北京外国語大学の日本学研究センターで、中日両国関係の重要性について演説を行った。宮本大使が中国の大学でテーマ演説を行ったのは今回が初めて。 宮本大使は演説の中で、地縁関係、安全保障、政治、経済などの多方面から、中日両国の友好関係は必須であり、必然であると述べ、中日両国関係は、東アジアにおける両国関係であるだけではなく、アジアを超えて世界の平和?安定?発展に影響するとした。 宮本大使はまた、中日両国の国交正常化後、30年以上にわたる両国関係を回顧し、「時代は変わりつつある。両国関係もそれにつれて変化するべきであり、相手の国の変化を受け入れられるよう心の準備をするべき」とし、「両国関係を上手く処理するためには、相互理解が必要で、交流を増やすほかない。両国政府と国民は、両国関係の発展を維持する責任がある」と述べた。 「人民網日本語版」2007年5月18日 |