国家体育総局の崔大林副局長は1 日、中国の国家代表チームの北京五輪に向けた準備状況に関する記者会見で、「挙国体制は北京五輪が開催される2008年以降も堅持していく」と強調した。 「新華網」が伝えた。 崔副局長は「挙国体制とは、財力や人材が限られた中で、全国の力を集中して大事を成し遂げることだ。数十年来の事実は、挙国体制がスポーツのレベル向上に役立っていることを証明している。他の国や地域も中国のやり方に学んでいる」と強調した。 崔副局長はまた、「中国の経済レベルが向上するにつれ、高レベルのスポーツ選手を育成する方法も多様化している。政府行政部門が唯一のスポーツ選手育成機関だった時代は終わった。今は社会の力、クラブチーム化などで、高レベルの選手を育成可能だ。ビリヤードの丁俊暉選手などが良い例だ」と述べた。 「人民網日本語版」2007年8月3日 |