北京オリンピック委員会の副会長兼秘書長王偉氏は6日、「2008年北京オリンピックの各準備作業が計画通りに順調に進み、各段階の目標が予期どおりに実現し、『特色のあるハイレベルの大会』が成功裏に行われることに優れた基礎を固めた」と語りました。 6日に開かれた国務院報道弁公室の記者会見で、北京オリンピック組織委員会の王偉副会長と蒋效愚副会長は2008年北京オリンピックの準備作業に関する最新の進展状況を紹介しました。 それによりますと、北京オリンピックが使う37の競技場のうち、現在、秦皇島のオリンピックスポーツセンタースタジアム、瀋陽のオリンピックスポーツセンタースタジアム、香港の馬術競技場がすでに竣工し、北京の国家スタジアム、国家水泳センターなど12の新しい競技場の主体構造工事が終え、11の改築競技場と8つの臨時建設プロジェクトはすべて着工し、工事が順調に進んでいるということです。開幕式を行う国家スタジアムは2008年の初めに竣工する予定で、ほかの競技場は今年末までに竣工する予定です。 そのほか、現在、北京オリンピックの競技日程はすべて確定され、開幕式と閉幕式の設計作業がほぼ終え、聖火リレーの路線も確定され、入場券の販売は好調ぶりを見せており、北京市の都市部交通条件や生態環境がさらに改善されたということです。 「中国国際放送局 日本語部」 2007年8月7日 |