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北京の都市計画:旧市街人口、80~90万人に減少へ

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
旧市街人口、80~90万人に減少へ 「北京中心城控制性詳細規‥

旧市街人口、80~90万人に減少へ

「北京中心城控制性詳細規画」(北京市中心部の再開発に向けた調整の詳細計画)のうち、第1区画から第18区画までの策定が完了した。このうちの第1区画は旧市街に当たり、範囲は第二環状路の内側で、崇文、宣武、東城、西城の4区にまたがる。面積は全33区画で最大。北京市城市規画(都市計画)設計研究院の王引?総規画師は15日、旧市街を例に規画の内容を説明した。北京紙「新京報」が伝えた。

それによると、旧市街では今回の詳細計画で提案された関連措置により、人口の移転が進められ、旧市街人口は現在の140万人から、80万~90万人へと徐々に減少する見通しだ。

旧市街での公共交通利用を奨励

都市部における駐車スペースの問題は市民の関心事だ。「北京中心城控制性詳細規画」(北京市中心部の再開発に向けた調整の詳細計画)は旧市街での駐車に関し、歴史文化風致を保護する観点から、各街区の特徴に従って駐車場の位置を決めることにした。保護価値がない地区については、緑地や駐車場の建設を検討する。

総体的には、旧市街で車両の駐車を奨励せず、駐車場を設置し過ぎないこととする。市民の外出時には公共交通機関の利用を奨励していく。このため、地下鉄の新路線計画で、旧市街の路線は比較的密集している。東西方向では3号線と6号線、南北方向では4号線、5号線、 8号線が計画されている。

旧市街の建築物、高さを制限

旧市街の建築に関し、北京市城市規画(都市計画)設計研究院の王引?副総規画師は、1999年の詳細計画と比較し、今回の計画はより厳格化されたと説明した。例えば、天安門広場とその外側では文物?古跡と美しい近現代建築を保護するため、周辺建築物の高さに厳格な制限が設けられた。

「北京中心城控制性詳細規画」(北京市中心街区の再開発に向けた調整の詳細計画)のうち、旧市街は第1区画で範囲は第二環状路の内側。旧市街を単一の区画に編入した理由について、王氏は「北京の歴史文化都市という特質から、旧市街は他の地区と別扱いすることを決め、単一の地区として計画を策定することにした」と説明した。

「人民網日本語版」2007年8月17日

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