世界中が2008年北京五輪に注目する中、最も速いスピード、最も高い実力を誇る選手たちが最高の栄誉のためにがんばっているだけでなく、新しい革新的な建築物も北京で次々と姿を現している。急速に成長している経済に支えられ、世界最大規模の空港、省エネ建築物及び世界で最も高い露天展望台がそろそろ完工することになっている。 アメリカの「ビジネスウィークリー」は、中国の新しい建築物に注目し、「新しい十大建築物の奇跡」を選出した。その詳細は、北京五輪のメーン会場、国家水泳センター、北京首都国際空港、上海世界金融センター、国家大劇院、中央テレビ新ビル、上海崇明東灘生態シティ、当代MOMA、万里の長城の麓の公社、上海の東海大橋。? 中央テレビの新ビル?? オランダのRem Koolhaasの設計で、2008年に完工の見通し。この新ビルは中央テレビのランドマークとなり、中国建築界に斬新な一ページを添えることになろうと見られている。 国家水泳センター（水立方）? PTWとOveArupの設計で、2008年までに完工の見通し。建築設計と構造設計を一体化にし、外観がユニークで、国家メーンスタジアムともよくバランスが取れている。 北京五輪のメーン会場（鳥の巣）Herzog&deMeuronの設計で、2008年までに完工の見通し。 この91000の座席を持つ巨大なスタジアムが自然に通風できるように、建築家は自然からヒントを得て、完全に密封されていないとはいえ、観客と選手のために風雨を遮ることもできる、外から見れば鳥の巣のようなスタジアムを設計した。 北京国際空港? Foster&Partnersの設計で、2007年に完工する見通し。北京国際空港の３号コントロールタワーは地上5階と地下2階からなり、ユニークな設計で、「人」という字の形をしている。 北京当代MOMA(LINKEDHYBRID)StevenHollArchitectsLiHu,leadarchitectの設計で、2008年までに完工する見通し。 環状の空中回廊で8つの建築物を結びつけ、芸術ホテルと多機能の水上映画館も加え、立体的な建築空間を創出。空中回廊は16－18階に位置し、視覚的に迫力があるだけでなく、室内プール、フィッティングクラブ、カフェ、バー、ギャラリー、図書館などの機能も備えている。 長城の麓にある公社12人のアジアのすぐれた建築家たちが設計した当代建築物の芸術作品。その企画者と投資者である張欣女史は、「大胆な革新精神を持って、12人のアジアの建築家が現代の精神に富む私宅を設計することを促した」と評価され、「ベニス?ビエンナーレ展」の「建築芸術推進賞」に輝いた。 上海東海大桥全長32.5キロで、双方向6車線で高速道路の基準で設計され、上海の市街地と洋山深水港を結ぶ海上大橋である。2005年に完工。 上海崇明東灘生態シティ ? 総体企画：Arup 第一期プロジェクトは2010年に完工の見通し。 第一期プロジェクトは敷地面積が630ヘクタールで、2万人の人たちに住宅とオフィスを提供することになっている。低炭素で汚染がない排出、エネルギーの自給、住宅とオフィスビルはリサイクルエネルギーを利用するなどがこの生態シティの最大の見どころ。 上海世界金融センター上海金融センターは、アジアのランドマークと上海の新開発のシンポルとなると見られている。高さは492メートルで、101階に700平方メートルの展望台がある。 国家大劇院PaulAndreuandADPの設計で、2008年完工の予定。 「チャイナネット」2007年8月29日 |
