労働社会保障部が1999年に発表した「職業分類大典」では、中国には当時、8大分野、合計1848種の職業が存在した。その後新たに増え、2004年から正式に公認された9つの新職業群を加えると、現時点で合計1989種となる。 2004年から、同部は毎年2~3群の新職業を公認してきた。中国の職業種はまもなく2000種を超える見通しだ。 ここ数年公認された9つの新職業群を見ると、「創造?デザイン類」の職業が比較的多い。 たとえば、イメージデザイナー、景観デザイナー、展示企画コーディネーター、じゅうたんデザイナー、家具デザイナー、不動産コーディネーターなどだ。そのほか、「顧問(コンサルティング)類」、「科技類」、「保健類」などに属する職業も増えている。中国では今後、新たな職業が第三次産業に大量に出現するだろう。それらは新産業の出現による職種だけでなく、技術の革新、現有の職業内部の大きな変化や就業形式の質的変化によって生まれてくるものかもしれない。 「人民網日本語版」2007年8月30日 |