7月1日、中日のボランティア2000人が、万里の長城のふもとにある北京郊外の延慶県で、2万本の植樹をしました。 この植樹活動は、北京市政府と日本の財団法人イオン環境財団が共同で行ったもので、北京市の牛有成副市長とイオン環境財団の岡田卓也理事長が参加しました。北京市緑化委員会によりますと、植樹した木は、モンゴルのクヌギ、カンボウフウ、トネリコ、コノテガシワなどこの地域の土壌と環境で育ちやすい種類の木が植えられました。北京市政府とイオン環境財団は、これまでに、中日両国の7800人のボランティアの協力を得て、万里の長城の周辺に、47万本の木を植えました。 今年は中日両国の国交正常化35周年で、北京市政府とイオン環境財団は、新たな計画を打ち出し、今年さらに、19万本を植えた後、今後、この地域に100万本を植えることにしています。 現在、世界では、地球温暖化の問題がますます深刻化しています。日本のイオン環境財団は、これまでに、中国のほか、タイ、マレーシア、カンボジアなどの国でも、植樹活動に取り込んでいます。 「中国国際放送局 日本語部」 2007年7月1日 |