「最も就きたい3種類の職業は?」これは、英才網連が最近行った「2007年度大学生就職意向調査報告」の中の質問の一つである。その結果、「少なくとも1種類の職業が専攻と関係のある」比率は95%、「2種類の職業が専攻と関係のある」比率は45%、「3種類の職業が専攻と関係のある」比率は15%。「3種類の職業がいずれも専攻と関係のない」比率は5%。そして、この調査により、学部卒業生が専攻に最も「忠実」でないことが明らかになった。 職業選択の上で、専攻に最も忠実なのは専門学校の卒業生である。「少なくとも1種類の職業が専門と関係のある」比率は98%、「2種類の職業が専門と関係のある」比率は60%、「3種類の職業が専門と関係のある」比率は33%。 次は修士課程の学生。その三つの比率はそれぞれ95%、45%、8%。「院試を受けた時、ほとんどの人は自分の好きな専門を選ぶし、修士課程では、大量の専門書を読み、大量の専門の論文を書いた。こんなに時間を費やしながら、専門を簡単に捨てられるものか」と、北京科技大学の修士課程の馮俊さんは語った。 また、学部卒業生のこの三つの比率はそれぞれ92%、30%、6%で、いずれも全体の平均のレベルを下回っている。北京のある著名な大学を卒業した行政管理専攻の徐華さんは卒業後、まだ自分の専門と密接な関係のある仕事をしたことがない。「私ももちろん自分の専門と関係のある仕事をしたいが、現実的には、あれこれ選り好みをするわけにはいかない」と彼は語った。 さらに、職業を選択する上で、女性は男性よりも専攻にこだわるように見える。女性グループのうち、「2種類の職業が専門と関係がある」と書き込む比率は60%で、男性グループの30%をはるかに上回っている。「3種類の職業が専門と関係のある」比率は21%で、これもまた男性の9%をはるか上回っている。 「チャイナネット」2007年7月16日 |