北京首都国際空港は「国の正門」とも呼ばれ、オリンピックとパラリンピック関係者が北京に降り立つ最初の地であり、北京を去る最後の地となる。空港保障業務チームと空港内部チームがこのほど行った会合では、小さな「鳩」が議題となった。「北京晨報」が伝えた。 鳥が飛行機と衝突した場合、最大で砲弾に相当するほどの破壊力が生まれ、あらゆる航空機に致命的なダメージをもたらしうる。1990年以降、鳥の衝突が原因の死亡事件が世界各地で147件以上起きており、航空機120機が墜落?大破した。先進国では毎年、900~6000回に及ぶ鳥衝突事故が発生している。業務チームが空港周辺で鳩に関する徹底的な実態調査を行ったところ、空港周辺には現在、5万羽以上の鳩がいることが明らかになった。空港周辺保障業務チームは、首都空港、伝書バト協会と共に調整を進め、五輪開催中は鳩に「飛翔禁止令」を出す計画。 「人民網日本語版」2007年7月24日 |