唐家セン国務委員は2日、初の中日ハイレベル経済対話のため来中した日本の高村正彦外相と釣魚台国賓館で会談した。 唐委員は「現在中日関係はさらなる発展の重要なチャンスを迎えている。双方は好機を捉え、首脳間の共通認識の実行を加速し、政治的な相互信頼を強化し、共通利益を開拓し、国民感情を改善し、各自の重大な懸念を尊重し、適切に処理し、アジアの地域協力における意思疎通と協調を強化し、戦略的互恵関係を実際の行動で遂行するとともに、地域の繁栄と発展のために一層の貢献を果たすべきだ」と述べた。 高村外相は「今回の日中ハイレベル経済対話と公式訪中は大きな成功を収めた。双方間の率直で誠意ある交流は相互理解と相互信頼を深め、両国が戦略的互恵関係の強化を望んでいるという前向きなメッセージを、両国国民と国際社会に向けて発した。日本は両国国民に幸福をもたらすために、中国側と共に努力して、各分野における両国の互恵協力がより多くの実質的な成果を得るよう促していきたい」と述べた。 「人民網日本語版」2007年12月3日 |