第3回中米戦略経済対話(SED)が明日から始まりますが、中国商務省の陳徳銘次官はこのほど記者の取材を受けた際、「今回の対話を通じて、エネルギー、環境保護、投資、バランスのとれた経済成長といった問題で共通認識を拡大することによって、両国が協力を強化し、世界の経済発展を促進するという積極的なシグナルを世界に伝えたい」と述べました。 陳徳銘次官はこの中で、「中国とアメリカの貿易協力は両国の人民に利益をもたらすとともに、世界の経済成長にも積極的な貢献をしてきた。しかし、今年に入ってから、両国の貿易関係の一部には摩擦が起きている。これは正常なものであるが、双方は平等な協議や協力を通じて解決する必要がある」と述べました。 去年12月から、中国とアメリカはすでに2回に渡って戦略経済対話を行いました。3回目の今回の対話のテーマは「経済グローバル化のチャンスを逃さず、その課題に対応する」です。 中国国際放送日本語部 2007/12/11 |