中国オリンピック委員会(COC)の張発強副主席(全国政治協商会議常務委員)は2日、COCの努力の結果、国際オリンピック委員会(IOC)がこのほど2008年の北京五輪で中国武術を特別種目とすることを承認したと発表した。正式な競技種目ではないが、表現演目とは異なる。中国武術竜獅運動協会の李傑主席によると、五輪の種目になるということは世界中の人々の種目になるということであり、特定の国だけの種目ということではない。五輪種目はある程度普及していなければならず、世界の70カ国以上での普及が最も基本的な要件として求められ、こうした条件を満たしていなければIOCの承認を受けることは難しい。中国武術は世界に一定の土台を築いており、内容、形式、競技制度、ルールに変更を加えれば、現代的なオリンピックと融合し、五輪の競技種目になることが可能だ。「中国新聞網」が伝えた。 「人民網日本語版」2007年10月3日 |