中国の曾培炎副総理は7日、「都市部の地下鉄整備を積極的に進め、市民に質の高い公共交通サービスを提供していきたい」と述べました。 2008年北京五輪のための交通整備プロジェクトの一つとして、北京を南北に走る地下鉄5号線が7日、試運転を開始しました。曾培炎副総理はこの日、地下鉄に乗って、北京市の地下鉄建設計画について報告を受けた際、「都市部の公共交通機関を優先して発展させ、経済的かつ実用的そして安全の原則に基づき、合理的な計画を立て、管理を強化し、その建設と運営のレベルを高めていくべきだ」と述べました。 これまで、中国国内では、北京、天津、上海、南京など10都市で合わせて22本の地下鉄?電車路線が開通されており、総延長は630キロに達しています。 「中国国際放送局 日本語部」 2007年10月8日 |