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過去5年間の中国の改革発展の道のりを振返る

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
中国共産党第17回全国代表大会の開幕が間近に迫って

中国共産党第17回全国代表大会の開幕が間近に迫っている。これは人々が注目し、期待を寄せる新たな出発点である。思想解放、改革開放、科学の発展、調和の取れた社会、ややゆとりのある社会???グローバル化のもとで、中国の将来に関する青写真は徐々に描かれつつある。中国の発展に面して、「世界で人口の最も多い国が、こんなにハイスピードで発展するとは、誰が予想できただろうか」、とある学者は言う。世界各国のオブザーバーも「中国の秘密」を探している。過去5年間の中国の改革発展の道のりを振返ると、その答えは出るだろう。

経済の発展が全世界の注目の的に

2002-2006年の中国の経済総量

2002年から2006年にかけて、中国経済は4年連続で10%以上の成長率で伸びてきた。4年という短い間で、中国の経済総量は2002年の12.03333兆元から2006年の21.0871兆元まで増え、世界6位から第4位に上がった。また、中国の1人当たりGDPは2002年の1100ドルから、2006年の2100ドルまで増加した。世界銀行の基準に基くと、中国は低収入国から中等収入国になっていることが分かった。

経済の高度成長に伴い、中国の経済活動の運営の質や企業利益も一段と向上した。財政収入は4年間で倍増し、経済社会の安定的かつ協調的な発展を効果的に確保している。同時に、中国の輸出入貿易総額は3年連続で世界3位となり、外貨準備高は世界一となった。中国の経済発展は全世界の注目を浴びている。

経済体制は徐々に改善されている

都市部住民の1人当たりの純収入

改革は発展の原動力である。2003年から、中央政府は、「経済社会の発展に影響を及ぼす体制?メカニズムの障壁を取り除く」という方針をめぐり、一連の改革措置を打ち出し、数年来にわたる大きな問題を解決し、重点分野や中核的な部分の改革の面で、著しい成果をあげている。

現在、中国は国有資産に対する監督管理体制を整えており、その枠組みはほぼ形成された。また、株式制度の改革も積極的な進展を見せている。2003年以来、延べ33社の中央企業が海外で上場し、会社制企業数の割合も2002年の30.4%から2006年の64.2%に上がり、85%の国有中小企業が制度改革を実現した。

この5年、中国は価格改革を強化しており、マクロ調整の役割を発揮している。また、政府の価格政策と管理もさらに規範化され、資源的製品の価格改革も進展を遂げている。2005年7月に、市場の需給関係に基づき、通貨バスケットを参考に調整を行う、管理された変動相場制度を実施してから、為替相場メカニズムの柔軟性は強化され、為替は全体的に値上がりした。

中国の非公有制経済の発展の体制的環境もより一歩改善された。40の業種のうち、27の業種における非公有制経済の割合は50%を上回っている。

国民は改革発展の成果を分かち合う

農村部住民の1人当たりの純収入

第16回党大会の報告では初めて、「都市部?農村部の経済社会の発展を統率し、近代的農業を建設し、農村部の経済を発展し、農民の収入増を実現する」という政策を打ち出された。この短い数年の間で、中国は全国的に農業特産税、牧畜税、農業税及び屠殺税を撤廃し、2600余年の歴史を持つ農業税を免除し、農民の負担を実質的に軽減した。

また、今年6月末現在、全国の31の省?区?市では、農村部の最低生活保障制度が確立されており、2068万人をカバーしている。中国の農村では、義務教育段階の小中学生の学費?雑費を全部免除する政策を実施している。また、積極的に新しいタイプの農村合作医療制度を推し進めており、農村部住民の「病気治療難」を根本的に解決しつつある。

「チャイナネット」2007年10月11日

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