米調査会社ガートナー(Gartner)の調査結果によると、今年第3四半期の聯想(レノボ)の世界PC市場シェアが7.4%に上昇し、デルとHP(ヒューレット?パッカード)に次いで、世界で3位となった。 調査の結果では、1位のデルは16.8%、二位のHPは15.2%となっており、レノボのシェアとこの2社との間には依然として大きな隔たりがある。 伝えられるところによると、IBMパソコン業務の買収から半年を経たレノボはその経営?販売戦略の調整に力を入れている。今月中旬、レノボは別々となっていた国内、国外の業務を一体化し、研究?開発および販売部門の統合を通じてコスト削減、製品の競争力向上を目指している。これと同時に、レノボはこれまでの大手向けを中心とした販売戦略の転換を図っている。同社のマーク?フィッシャー?ドイツ市場代表は、「われわれは今四半期にも、中小企業への最初の売り込みを実現する」と明言している。 現在までのところ、ドイツ市場では依然としてIBMの「THINK PAD」というブランド名が使用されており、「レノボ」のレッテルはまだ使われていない。合意では、レノボがIBMのブランド名を利用できる期間は18カ月。 2006年のイタリア冬季オリンピックの際、レノボはスポンサーとして自前のブランド名を使うことになると予想されており、「レノボ」も徐々に世界に知られるブランドになると見られる。 「チャイナネット」2005年10月28日 |