先般、広州市は「第11次五年計画」の新たな草案を発表し、「2010年において、広州市の一人当たりのGDPが1.2万ドルを上回り、世界の先進地域の一つとなる」目標を打ち出した。2006年に、この草案は広州市人民代表大会に上呈され、審議されることになっている。 現在、広州市はすでに「第10次五年計画」の指標を突破し、これまでの5年間に、GDPの平均伸び率は13.8%を上回り、2004年において、さまざまな税収額が1300億元を上回った。2005年の広州市のGDPは4500億ドルを上回り、一人当たりのGDPが7500ドルを突破し、中程度の先進国のレベルに達すると見られている。この伸び率で計算すれば、「第15次五年計画」の二年前に、つまり2008年に、広州市の一人当たりのGDPが1万ドルを突破する目標が達成されると見られている。今後、広州市は新たな経済成長モデルを形成し、高消耗の生産パターンから転換し、企業の規模と収益の倍増を目指し、経済力がさらに強化され、自動車生産台数は20万台から100余万台に躍進すると予測されている。 広州市の沈柏年副市長は記者の質問に答えた際、「『第11次五年計画』の達成は2010年(広州市は2010年第16回アジア競技大会の主催地である)であり、広州市の一人当たりのGDPが1.2-1.3万ドルに達し、世界先進国?地域のレベルに達すると見られている。2010年において、広州市はアジア競技大会の主催によって、全国、全アジア、ひいては全世界で著名な都市となると見ている」と語った。 関係筋によると、広州市「第11次五年計画」の枠組みは2005年初に広州市政府常務会議で可決され、具体的な草案はすでに完成しており、意見徴集が行われている。2006年にこの草案は広州市人民代表大会に上呈され、審議されることになっている。 「チャイナネット」 2005年11月8日 |