ジュネーブで開かれた鳥インフルエンザ国際会議で7日、中国代表団を率いて出席した胡小笛?駐ジュネーブ国連代理大使は、国際機関や関係国との協力強化により世界的戦略を策定し、予想される鳥インフルエンザの大規模な感染拡大を共同で抑え込むという、中国政府の意向を示した。 胡代理大使は、鳥インフルエンザ対策に関する国際協力の推進をめぐり、次の提案を行った。 · 世界保健機構(WHO)?国連食糧農業機関(FAO)を始めとする国連機構は、各国それぞれの必要に応じ、国際協力の調整を強化し、世界のリソースを動員?調整し、国際協力の的確性と有効性を高める。 · 先進国を始めとする国際社会は、鳥インフルエンザ発生地、特に発展途上国?地域への支援を強化する。 · 人と鳥への感染に関する整った監視?早期警戒システムを構築する。 · 鳥インフルエンザ対策の技術研究を展開する。同時に知的財産権の問題を適切に処理し、感染の影響を受けた発展途上国のワクチンや薬品の購入?生産コストを引き下げる。 「人民網日本語版」2005年11月8日 |