二日間にわたるAPEC?アジア太平洋経済協力会議高官会議が12日、韓国の釜山(プサン)で開幕した。この会議は15日と18日にそれぞれ開かれるAPEC第17回閣僚レベル会議と非公式首脳会議に先立ち、開催されたものである。 21のメンバー国からの200人余りの高官が出席し、アジア太平洋地域における貿易と投資の自由化問題や経済技術協力の進展、人類の安全及び腐敗摘発などについて討議し、また、APEC非公式首脳会議で採択するWTO?世界貿易機関のドーハ?ラウンド交渉に関する特別声明の関係内容について協議することになっている。 参加者は、更にAPECが実施してきた「ボゴール目標」について中期的な評価を行い、また、この目標の実現を加速させるための「釜山ロードマップ」について討議するほか、鳥インフルエンザの予防とコントロール、テロリズムの取締りの措置など意見を交換することになっている。これらの内容を書類にまとめ、次の閣僚レベルと非公式首脳会議に提出、討議されてから、最後に「釜山宣言」に調印するということである。 「CRI」より 2005年11月12日 |