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気候温暖化による自然災害が深刻化

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
近年、地球温暖化を主な特徴とする世界的な気候の異常を背景として、中国の気候と環境‥

近年、地球温暖化を主な特徴とする世界的な気候の異常を背景として、中国の気候と環境にも目に見える変化が現れており、それによる自然災害も深刻化している。

ここ百年来、中国の気候温暖化の幅は0.5~0.8摂氏度となっている。ここ50年来、中国では年平均気温の上昇は北方を中心として、東北北部、内蒙古および西部の盆地の気温がセ氏4度以上上昇している。降雨量が著しく増大している西部盆地には、最近の50年間において、降雨量が50%~75%増えている。一方、華北、東北南部の降雨量は減少の傾向が見られる。

気候の温暖化に伴って、中国では気候異常によるきわめて深刻な事態の発生頻度にも変化が見られている。ひどい降雨が頻発し、しかも非常に大変な豪雨も多発している。長江及び長江以南地域の年間降雨量と極大級の降雨量も多くなり、極端な降水値と降雨のひどさが増している。長江.淮河流域において、豪雨、水害の発生頻度も増加している。

気候温暖化による地域的な干ばつも連年発生している。ここ10数年来、中国北部の干ばつの発生頻度が増加し、華北地区ではここ20年間、干ばつの深刻化には厳しいものがある。20世紀60年代中期から70年代中後期にかけて、華北は湿潤地帯から干ばつ地帯に変わりつつあり、70年代後期から現在まで、華北において干ばつは絶えず深刻化しており、90年代後期以来、華北地区ではひどい干ばつが連年発生している。1997年、1999~2002年、5~6年間続けて干ばつに見舞われた地区も少なくない。

気候の温暖化で中国の夏は真夏日が増えるようになった。前世紀90年代中期以降、セ氏35度を超える高温の日数が著しく増えている。中国北部の昼間の温度が高すぎる日数は、華北南部地区では減少の傾向にあるほか、大部分の地区では、増加の傾向にある。西北部の一部分の地域は目に見えて増加しているようである。その他、極端な気候による事態の発生頻度にも明らかな変化が見られている。例えば、霜の降る日数が減少しているが、低温による冷害が減少する半面、雪害が発生する確率がおおきくなり、砂あらしは減少する傾向にあるなどがそれである。

「CRI」より2005/11/14

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