関係筋によると、2006年に中国の大学生募集数は伸びつづけ、その伸び率は8%に達すると見られている。2010年においては高等職業教育の募集人数が高等教育を受けた人の総数の50%以上を占めることになっている。 中国教育部筋によると、大学入学の適齢者の数が2008年、2009年前後にピークに達するため、この二三年から大学生の募集数は伸びることになり、8%の伸び率は中国のGDPの伸び率とほとんど同じものである。「第11次五ヵ年企画」の期間に、中国は職業教育を教育分野の改革?発展の重点とし、2010年に中等職業教育の学生募集数が800万人に達し、一般の大学の学生募集数に相当する。また、高等職業教育の学生募集数が高等教育を受ける人の総数の50%以上に達するということを目指している。関係筋によると、2000年までの時点で、一般の高等教育の学生募集数の中で、本科生の数が高等職業学校の学生より多いものとなり、その比率は6:4であったが、近年、高等職業の学生募集数も増加しつつあり、今や、高等職業教育の在学生が大学生の総数の47%を占めている。 同筋によると、職業教育の発展とともに、職業学校の卒業生の就職率が高くなり、そのうち、中等職業学校卒の就職率が2000年の85.4%から2004年の95.4%に、高等職業学校卒の就職率が2003年の56%から2005年の62%に向上してきた。 「チャイナネット」 2005年11月25日 |