中国初の「グリーン中国年度人物」の評定がこのほど行われ、環境保全にすぐれた貢献をした5人がこの栄誉に輝いた。この5人は、中国初の民間環境保全組織の組織者である梁従誡氏、汚染による被害者に法律援助を提供する面での第一人者である王燦発氏、円明園の湖底水浸透防止案件(歴史的に由緒のある清の御園?円明園の改修工事で、湖底にプラスチック製の膜を敷設し、水の浸透を防止する節水法がとられることになっていたが、環境バランスの破壊につながるおそれがあると多くの専門家に指摘され、一時大センセーションを巻き起こした)を初めて報道した人民日報の記者?趙長新氏、全国で大気汚染の最もひどい地域だった太原市の汚染状況の改善に力を尽くした太原市環境保護局の梁麗明氏である。 今回の評定は、20人の候補者の中から、ネットでの投票、アンケート調査、専門家の推薦という三つのプロセスを経て最終的に決められたもの。 「チャイナネット」2005年11月30日 |