外交部亜洲(アジア)司の崔天凱司長は11月30日、国内外の記者に向けたブリーフィングで、第1回東アジアサミットについて、中国は開放的かつ建設的な態度であると表明した。 国務院の温家宝総理は11~15日、マレーシアを訪問し、首都クアラルンプールで開かれる第9回中国?東南アジア諸国連合(ASEANプラス1)、第9回東南アジア諸国連合?中日韓(ASEANプラス3)、第1回東アジアサミットに出席する。 東アジアサミットには16カ国が出席する予定。それぞれ、ASEAN10カ国、中国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド。会議参加各国の首脳は、世界や地域の政治?経済?社会問題や、地域協力について意見を交換し、「クアラルンプール宣言」を採択する見通し。 崔司長は、「東アジアサミットは、参加各国の首脳に、意見交換と協力模索の場を提供するものだ。中国は今サミットに期待するとともに、参加国すべてが建設的な態度でサミットに出席することを願う。しかし、東アジアサミットが今後いかに発展していくかについては、会議の成果によるだろう」と述べた。 「人民網日本語版」2005年12月2日 |