鉄道部の胡亜東副部長は11日の記者会見で、青海=チベット鉄道は来年の7月1日に正式に開通し、北京、上海、広州、成都、西寧、蘭州の6市が第一陣の直通都市としてそれぞれラサまでの直通列車を走らせることになる。 世界で注目されている青海=チベット鉄道の敷設工事は今年の10月12日に完工した。長年来、青海?チベット高原の道路輸送と航空輸送は引き続き発展しているが、内外の旅客の需要を満たすことが出来なかった。 ラサへの列車は普通車と高級列車に分けられる。高級列車の中には飛行機と同様の酸素供給施設が採用されるので、旅客は頭痛や脈拍の加速など酸欠の生理反応を免れることができる。車内には旅客のために応急用酸素マスクをも用意している。北京からラサまでの高級列車の走行時間は48時間で、普通列車の走行時間はそれより長い。 列車は観光客の願いを充分に考慮して、重要な観光スポットに停車し、旅客の記念撮影のために便宜をはかる。二日ごとに一度の発車と暫定されており、料金はまだ決まっていない。 「チャイナネット」2005/12/13 |