温家宝総理は12日、クアラルンプールで開かれた東南アジア諸国連合と中日韓3カ国(ASEANプラス3)の第9回首脳会議で、「協力の深化を打ち固め、すばらしい未来を共同で創造する」をテーマに演説した。 温総理はこの中で、各国共通の利益に合致し、東アジア協力の発展に有益なあらゆる提案への支持を表明。「ASEANをASEANプラス3による協力の組織者、主要推進力とすることは、各国の現実的かつ賢明な選択だ」と指摘し、ASEANによる主導的役割の発揮を引き続き支持するとともに、中日韓が協調を強め、各自の強みと役割を存分に発揮するよう訴えた。さらに「中国は本地域が閉鎖的?排他的な集団になることに反対し、ASEANプラス3と米国、欧州連合(EU)、その他の域外諸国や地域とが意思疎通と対話を強化し、共通の利益をたゆまず拡大し、共同発展を模索することを支持する」と重ねて言明した。 「人民網日本語版」2005年12月13日 |