先般、北京の16ヵ所の大学と北京五輪組織委員会が覚書に調印し、北京五輪関係の実習生の育成について合意した後、関連専攻コースが大人気となっている。 2005年9月、第29回オリンピック大会組織委員会(北京五輪組織委員会)と北京の16ヵ所の大学は北京五輪大会期間の関係実習生の育成についての覚書に調印した。関係筋によると、五輪大会期間の関係実習生は所在する大学が国の政策に則って募集した全日制の在校生であり、所在する大学と北京五輪組織委員会によるトレーニングを受け、指向性のある基礎課程、専門課程およびオリンピック関連知識を学び、実習期間に北京五輪組織委員会のさまざまな準備活動に参与することになっている。 この覚書によると、2008年北京オリンピック大会のために、法律、外国語、新聞?メディア、物流など9つの専攻分野の706人の実習生を育成することになっている。そのうち、修士号課程の大学院生が446人、本科生が118人、高等職業学校の学生が142人となっている。北京五輪組織委員会と北京市教育委員会の話し合いによって、北京大学、清華大学、中国人民大学、北京師範大学、中国政法(政治?法律)大学などの16ヵ所の大学が実習生の育成にあたる大学となった。 関係筋によると、北京語言大学、北京大学、中国人民大学、北京師範大学は2006年の修士号課程の新入院生の中から人材を選抜し、2008年北京五輪委員会マスコミ運営部のために英語、新聞専攻の人材を育成することになっている。北京語言大学?修士課程管理部筋によると、所定のオリンピック関係実習生の20人はすべて英語言語文学、外国語言語学の新入生(修士課程)の中から選抜されるもの。当面、この二つの専攻の申請者数は400余人となり、選抜比率は20:1となった。北京大学の30余人の北京五輪関係実習生は、推薦された修士号課程の大学院生と2006年の新入生(修士号課程)から選抜されることになっている。英語能力と総合資質試験をパスした修士号課程の大学院生たちが次の関連トレーニングに参加することになっている。 「チャイナネット」 2005年12月14日 |