唐家セン国務委員は19日、第4回6カ国協議の各国首席代表と北京の釣魚台国賓館で会見した。 唐国務委員は中国政府を代表して、6カ国協議の順調な閉幕に祝意を伝えるとともに、次のように述べた。 各国採択した共同声明は、実質的な内容を多く含み、各国の利益と懸念に配慮した、バランスと相互両得の建設的外交文書だ。6カ国協議が前に向かって重要な一歩を踏み出したことを示している。今回の協議で得られたプラスの進展には、各位の苦労と知恵が凝縮されており、6カ国の政府と指導者が遠大な見通しを持って、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定という大局に立ち、対話を通して朝鮮半島核問題を解決するという、政治的希望が体現されている。同時に、6カ国の代表団が2年以上にわたって困難に満ちた協議を堅持し、絶えず努力した結果でもある。この成果は、得がたいものであり、われわれは一層大切にしなくてはならない。 中国政府は今後もこれまでと変わらず、対話による核問題の平和解決を揺るがぬ姿勢で支持し、6カ国協議のプロセスを支持していく。各国とともに、われわれ共通の目標を実現するために、積極的に貢献していきたい。 「人民網日本語版」2005年9月21日 |