中国外務省の秦剛スポークスマンは22日北京での記者会見で、「中国は、関係諸国との疎通と協調を引き続き行い、『南中国海における各国の行動宣言』の実施を共に促し、南中国海の平和と安定を維持していきたい」と述べました。 秦剛スポークスマンは、「いま、南中国海の情勢は安定している。中国は南沙諸島とその付属海域に対して争うことのない主権を有し、『国連海洋法条約』など公認の国際法と国際条約に基づき、協商を通じて、平和方式で関連の争議を解決するよう終始主張してきた。また、争議解決前に、中国側は、『争議を棚上げにし、共同で開発する』という原則を打ち出している。中国側は、この地区の関係諸国が関連の行為準則を遵守していくよう期待している」と述べました。 「CRI」より 2005/09/23 |