商務部の薄熙来部長と、欧州連合(EU)欧州委員会のマンデルソン委員(通商担当)は5日夜、EU各港で中国産繊維製品が通関されず足止めされていた問題で合意に達し、北京で文書に署名した。 同文書によると、EU各港で足止めされている中国産の繊維製品は、すべて通関可能になる。双方が6月11日に締結した繊維製品をめぐる了解覚書の割当量を超える分については、双方がそれぞれ譲歩する形で許可証発行数を増やす。つまり、港で足止めされている繊維製品のうち、半分をEUが割当量を増やす形で解決し、半分は中国が来年の割当量を前借りする形で解決する。 「人民網日本語版」2005年9月6日 |