香港のメディアによると、香港入境管理処が公表した統計データでは、2005年において香港に赴いて専門課程(学士課程、副学士課程)の勉強をする大陸部の学生数は2720人に達し、最初の年において香港に2億香港ドルの収益をもたらすものと見込まれている。 2005年、香港当局は初めて入境管理を緩和し、大陸部の学生が香港で学士?副学士の学位を取得することを認め、「募集学生数は諸大学の入学人数の10%を上限とする」ということを明らかにした。この新規政策は2005年5月に発表され、PRの期間もそれほど長くないが、香港の諸大学の大陸部学生募集に対する反響もそれほど大きくはなかった。香港大学の専業研修学院の副学士課程は9月から始まるが、募集に応じた大陸部からの学生はわずか30余人であった。香港で学位の課程を勉強する大陸部からの学生のほとんどが工商管理の専攻を選んだ。 香港大学専業研修学院は香港大学本部から数十の学生寮用ベッドを借りて、大陸部からの学生たちに提供することにしている。大陸部からの学生たちに向けて設置された副学士課程は自費であるので、学生寮の費用は奨学金を受領する学生より高いものとなっているが、1倍以上も高いものではない。 「チャイナネット」 2005/09/13 |