北京で開かれている朝鮮半島の核問題を巡る第四回6カ国協議の第二段階の会議に参加した各側は、18日、会議は19日も継続すると述べた。アメリカ代表団団長は18日夜、今回の会議は19日に終わる可能性があると指摘している。 各側は18日、二回にわたり団長会議を行い、中国側の提示した共同文書の草案について協議を行ったが、合意に達することができず、これを受け、中国側プレスセンターは、その後の記者会見で、6カ国協議は19日も引き続き行われると発表した。 アメリカ代表団のヒル団長は18日夜、「今回の6カ国協議は19日に終わる可能性がある」と述べ、当日午後北京を離れる予定を明らかにし、中国の提示した共同文書草案に満足の意を示した。 会議の議長国として、中国は16日、各代表団に共同文書草案を提出し、各代表団に17日午後までに回答するよう求めたが、ここ二日の団長会合で結果が生めなかった。関係筋によると、現在、会談の最大な問題点は、朝米が朝鮮の核の平和的利用及び軽水炉の問題で現れた甚だしい食い違いにあると指摘している。 「CRI」より 2005年9月19日 |