中国の李肇星外相は19日、第60回国連総会の一般討論で発言し、発展と国連改革などの問題での中国政府の見解と主張を全面的に述べました。 李肇星外相は、「国連の改革はまず発展の問題を解決すべきである。中国は、平和的な発展、調和のとれた発展、共同発展を主張している。各国は相互信頼、互恵、平等協力、調和のとれた環境を樹立し、経済グローバル化を共栄、共有、共同繁栄の方向に推し進めていくべきだ」と述べました。 李肇星外相は、「国連は全方位と多分野での改革が必要である。国連が集団的な安全メカニズムとしての中心的地位は強化されなければならない。中国は国連の予防、調停、斡旋の能力と平和維持の行動の強化を支持し、国際関係の中で勝手に武力を行使し、或いは武力をもって脅すことに反対する」と強調しました。 李肇星外相は発言の中で、アフリカ問題を重視し、安保理におけるアフリカ諸国の代表性を強めるよう呼びかけました。 「CRI」より 2005/09/20 |