上海先物取引所、大連商品取引所及び鄭州商品取引所が8月31日に発表したデータによると、今年1-8月に、この三つの商品先物取引所の取引総額ははじめて22兆元を上回って22.21兆元となり、2006年の年間取引額の21万元を上回ったことが明らかになった。 そのうち、上海先物取引所の取引額は14.76兆元で、史上最高を記録しており、大連商品取引所は5兆元、鄭州商品取引所は2.45兆元で、それぞれのマーケットシェアは66.46%、22.51及び11.03%となった。 工業製品先物は依然として圧倒的な割合を占めており、銅と天然ゴムは依然として取引額に対する寄与度が最大の商品である。上海先物取引所の統計データによると、1-8月の天然ゴム取引総額は6.2兆元、銅取引総額は6.15兆元で、上場された15の品種の取引総額の比例は55.6%となり、上海先物取引所の取引総額の83.67%を占めるに至った。 工業品の取引額は絶対的な優位性を示しているが、8月から、投資資金が工業品から農産物の先物へシフトする動きを示しており、大連商品取引所と鄭州商品取引所における農産物の取引額は大幅な伸びを見せている。 ?チャイナネット?2007年9月3日 |