上海市統計局が23日明らかにしたところによると、今年の第1~第3四半期の上海のGDP(域内総生産)は6111.68に達し、不変価格による計算では、前年同期比10.6%増、増加幅は上半期に比べて0.3ポイント高いものとなった。 そのうち、第2次産業の増加額は11.9%増の3282.63億元、増加幅は上半期に比べて0.7ポイント高いものとなり、第三次産業の増加額は9.6%増の2786.64億元、増加幅は上半期と同じ水準を保っている。 今年第1~第3四半期の上海の経済運営の主な特徴は次の通り。 1. 工業生産の伸びが着実に回復し、ハイテク産業は急速発展の勢いを保っている。 2. 第三次産業は穏やかに発展しており、都市行政のサービス機能もいっそう向上している。 3. 消費財市場における消費財の売上が安定を保ちながら、上昇傾向を見せている。消費財の市場価格はおおむね安定を保っている。 4. 固定資産投資は適度の伸びを保っており、第三次産業の投資のウェートが高まりつつある。 5. 輸出が急速に伸びつづけており、輸出製品構造は最適化に近づきつつある。 6. 外資誘致が安定的な伸びを示し、サービス業の外資導入は大幅な伸びを見せている。 「チャイナネット」2005年10月25日 |