中国が自ら開発し、宇宙飛行士2人を乗せた有人宇宙船「神舟6号」は12日午前9時、打ち上げに成功し、現在、宇宙船は既に予定の軌道に乗りました。これは2年前中国の初めての有人宇宙飛行の成功に継いで、2度目の有人宇宙船の発射です。 「神舟6号」は中国が自力で開発した長征2号Fロケットに乗せられ、中国西北部の酒泉衛星発射センターから打ち上げられたものです。 計画によりますと、費俊龍と聶海勝2人の宇宙飛行士は、数日間の飛行任務で、宇宙服を脱いで、船内に入り、空間科学実験などに取り組むとのことです。飛行が終わった後、「神舟6号」は中国北部の内モンゴルに帰還する予定です。 現在、全世界で有人宇宙飛行活動を行なっている国は、アメリカ、ロシア及び中国の3ヵ国だけです。 「CRI」より 2005/10/12 |